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1980年代  
建国いらいの党の若干の歴史的問題についての決議

 

全面的な社会主義建設にとりかかった十年

(一六)社会主義的改造を基本的になしとげてのち、わが党は全国各民族人民を指導して全面的な大規模の社会主義建設にとりかかった。「文化大革命」の前夜にいたる十年間、われわれは重大な挫折もなめたが、やはり非常に大きな成果をおさめた。一九六六年を一九五六年と比べてみると、全国の工業部門の固定資産は、もとの価格による計算で四倍に増えている。綿糸、石炭、発電量、原油、粗鋼および機械設備など主要工業品の生産量も大幅に伸びた。一九六五年以降、石油の完全自給体制がととのった。電子工業、石油化学工業など一連の新興産業がつぎつぎと建設され、工業の配置も改善された。農業の基盤整備と技術的改造にも大々的に手をつけ、逐次成果をあげていった心全国の農業用トラクター保有台数と化学肥料使用量はいずれも七倍以上に伸び、農村における電力使用量も七十一倍に伸びた。この十年間の大学卒業生総数もそれ以前の七年間の五·九倍となり、整頓を経た結果、教育の質もいちじるしく向上した。科学技術の面でもかなりきわだった成果をおさめた。

この十年間、党は社会主義建設を指導する面で重要な経験を積んだ。一九五七年の春、毛沢東同志は社会主義社会における性質の異なった二つの社会的矛盾を正しく区別し処理すること、人民内部の矛盾の正しい処理を国内政治の主要課題とすることの必要性を提起した。そのご、毛沢東同志はまた、「集中もあれば民主もあり、規律もあれば自由もあり、意志の統一もあれば個人の気持がのびのびし、生きいきとして活発でもある、という政治的局面」をつくりだすことを呼びかけた。一九五八年、毛沢東同志はまた、党と国家の活動の重点を技術革命と社会主義建設の面へ移すことを提起した。これらすべてば第八回党大会の路線の継続、発展であり、そのご長期にわたって指導的意義をもつはずのものであった。毛沢東同志が「大躍進」と人民公社化運動の誤りの是正を指導したさいに提起した観点、つまり農民を収奪してはならない、段階を飛びこえてはならない、均等主義に反対する、商品生産の発展、価値法則の遵守、総合均衡の実現を強調する、農業、軽工業、重工業の順序による国民経済計画の策定を主張するなどの観点、また劉少奇同志が提起した観点、つまり多くの生産手段は商品として流通させてもよい、社会主義社会には二種類の労働制度、二種類の教育制度[注释1]がなくてはならないなどの観点、さらに周恩来同志が提起した、わが国の知識分子の圧倒的多数はすでに勤労人民の知識分子となっており、科学技術がわが国の現代化建設でカギの役割を果たしているという観点、陳雲同志が提起した観点、つまり計画目標は実際に即したものでなければならず、建設の規模も国力に見合ったものでなければならない、人民の生活と国家の建設との双方に配慮しなければならない、計画を作成する際には物資、財政、金融のバランスがとれるようにしなければならないなどの観点、鄧小平同志が提起した、工業企業の整頓、企業管理の改善と強化、労働者·職員代表大会制度の実施などについての観点、朱徳同志が提起した、手工業と農業の多角経営の発展に意をそそがなければならないという観点、鄧子恢同志が提起した、農業においては生産責任制を実施する必要があるという観点―これらはすべて、当時もそれ以後も重要な意義をもつものであった。党中央が国民経済の調整過程でつぎつぎと制定した農村人民公社活動条例草案と、工業、商業、教育、科学、文学芸術など各分野の活動条例草案は、社会主義建設の経験をかなり体系的に総括したあと、当時の状況に適した各分野の具体的政策をそれぞれ制定したもので、今日もなおわれわれにとって重要な参考価値がある。

要するに、われわれがいま現代化建設で依拠している物質的、技術的基盤は、かなりの部分がこの時期にきずかれたものである。全国の経済建設、文化建設など各分野の中堅となっている人材とその活動の経験も、大部分はこの時期につちかわれ、つみあげられた。これはこの時期における党の活動のおもな側面である。

 

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