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◇盛り上がった4カ国の文化フェスタ◇
~日本、中国、韓国、朝鮮の交流に涙、感動、拍手~
斎藤文男(元・南京大学日本語科専家)  ·   2017-11-14
タグ: 文化交流;東京;中日交流
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◇宝田明さん「戦争は絶対にやってはいけない」◇ 

公演は和太鼓の演奏で始まり、韓国の伝統打楽器・チャングの演奏、中国少数民族の舞踏「ホロンバイル草原」、太極拳や中国残留日本人孤児をテーマにした舞踏劇などが行われた。「中国のお母さん」の題名で演じられた舞踏劇では、助けた孤児が日本に帰る時、見送る養父母との断ちがたい想いでお互いに涙する場面で、観客席でもハンカチで目頭をおさえる姿もあった。 

俳優の宝田明さんは「旧満州」(中国東北部)で体験したことを話し、平和の尊さを訴えた。宝田さんは12歳の時、侵攻してきたソ連兵に右腹を撃たれて、血だらけになって自宅に戻った。しかし、薬はほとんどなかったので化膿して悪化してきた。軍医だったという知り合いの人に手術をしてもらったが、麻酔も手術道具もなかったので、裁ちばさみのを焼いて消毒し傷口を切ってもらった。「ジョリジョリ、ザクザク」という肉を切る音と、痛かったことは今でも忘れることはできない。戦争は憎しみしか残さない。私は今でもソ連が憎いと思っている」と語り、「戦争は絶対にやってはいけないことだ」と、力を込めて強く訴えた。 

 

日本人の中国残留孤児を題材にした舞踏劇「中国のお母さん」 

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