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経済  
経済学者10人、10年の中国経済を分析

 

●奚国華氏(工業・情報化副部長)

奚国華氏

――ネット産業の経済規模は安定拡大

10年は引き続き国際金融危機のダメージに対応するため、経済発展モデルを転換する重要な1年だった。インターネット産業の経済規模は安定して増大しており、中国経済の発展をけん引する重要な推進力となった。

現在、ネット利用者は4億2000万人に達しており、規模から言えば、世界のトップにある。ネットの普及率は31.8%、うち携帯ネット利用者は2億7700万人。サイト数は279万にのぼる。情報取得の面では、今年6月までに3億3000万人がネットを通じて情報を閲覧しており、工業やエンタテイメント、生活関連情報では3億2000万人が検索した。ビジネス関連のネットユーザーは1億4200人、旅行予約サイトの規模は3612兆件、交流サイトの利用者は3億400万人、プログを通じて各種情報や写真などを発表した人は2億3000万人、ゲーム利用者は2億9600万人、映像視聴者は2億6500万人に達した。

●梅松氏(北京市文化創意産業促進センター主任)

――文化創意産業、新たな経済成長要素に

                    梅松氏

 

10年に文化産業は急速に成長し、地方経済発展の新たな成長要素のみならず、国民経済の基幹産業になりつつある。

梅松氏は次のように説明した。「北京を例にすれば、産業としての規模から見て、文化関連創意企業は5万社を超えている。従業員は百万人超。09年の売上高は1497億7000万元、北京のGDPの12.6%を占めており、金融業に次ぐ基幹産業となっている。10年上半期の売上高は804億3000万元で、GDPの12.6%だった。順調に発展すれば、通年で1600億元に達すると予想される。文化創意産業は協力・発展の潜在力が極めて大きい。現在、初期の構想は北京をベースに、香港や澳門、台湾など、中国と西側の文化が交錯する地域との交流を重点にしている。さらに協力メカニズムを確立するため、大陸部の文化製品を輸出できるよう努力していくつもりだ」と強調した。

 「北京週報日本語版」2010年12月21日

 

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