◇母親の苦労と嬉しさを体験◇ 

それから４カ月後、3.8キログラムの元気な男の赤ちゃんが生まれたとのメールがあった。赤ちゃんの生後１カ月を祝う“満月酒”も終わり、新米ママのてんてこ舞い振りや、自分で経験して母親の苦労が初めて分かったことなどを知らせてくれた。生後２カ月半のメールでは、母親の苦労と嬉しさを体験した報告になっていた。

天安門広場で彭海霞さんと小宝宝・母子 

≪……今日で我が子は２カ月半になりました。新米ママとしては、まさにバトルの毎日でした。母乳が足りず四苦八苦したり、夜泣きされたり、抱っこしすぎて腕がいたくなったり、睡魔と闘ったり慌ただしい毎日を過ごしています。しかし、子供の日々の成長を感じられ幸せです。 

手術室で初めて大きな泣き声を聞いたとき、寝付いたかわいいらしい顏に初めて笑顔が浮かんだとき、本当に嬉しかった。そして、いつの間にかあやすとよく笑ったり、目でよく追うようになった。人の声かけに答えるかのように嬉しそうに声を出した。あと数日したら、ようやく首がすわり、拍手のしぐさができ、ベッドの上を這うようになり……そのひとつひとつの成長が、今の私にとって何よりの楽しみです。がんばります。先生！≫