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◇ブログ10周年・祝結婚メッセージ②◇
~夢を持ち続け、実りある人生を~
元南京大学日語科教師・斎藤文男  ·   2018-06-12
タグ: 南京大学;結婚;中日交流
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大学生活の4年間は、級友と喜怒哀楽を日々共にしている時は、楽しく長いように感じる。9月に新学年を迎え、春節には帰郷や旅行などで過ごし、長い夏休の後は後期となる。これを4回繰り返すと6月の卒業の季節で、4年間が瞬時だったと気が付く。学生たちは級友と別れる寂しさ切なさを胸に、不安と期待で社会に飛び出して行く。私もこの時季には、鮭の稚魚が生まれ育った母川から、大海原に飛び出す後ろ姿を見守るような心地になった。 

♪人に翼はないけれど 両手をいっぱいひろげよう 暖かな南からの追い風よりも 正面の北風に向かって飛び出そう そうすりゃあ きっといつかは飛べるだろう♪そんな言葉を巣立ちの餞(はなむけ)にして、送り出したこともあった。何人かの卒業生からは、就職した職場や進学した大学院生活の報告がメールで送られて来る。卒業直後だけでなく、その後、何年も続けて連絡や報告をしてくれる人も多くいる。  

◇「夢が実現し幸せです」とメールの報告◇ 

彭海霞さんとJR東京駅の「銀の鈴」で待ち合せたのは、彼女が南京大学を卒業してから8年目の2013年だった。北京大学大学院を終えて修士号を取得し、日本企業に勤務していた。「銀の鈴」は、待ち合わせの場所として、同駅が1968年に設置して今年50周年。待ち合わせのスポットとして人気があり、平日でも年配者やビジネスマンらで賑わっている。彭海霞さんとは、卒業後もメールの交流は続いていたが、日本で再会出来たのは初めてだ。数年間、会社に勤務した経験があるので社会人らしくなっていたが、学生時代の面影はまだ残っていた。 

JR東京駅で再会し、夢を話してくれた彭海霞さん=筆者写す 

東京駅近くの喫茶店で、学生時代の思い出や,彭海霞さんの将来などについて話し合った。この時彼女は「将来は幼馴染と一緒になって、楽しい生活を送りたい」と、これからのことを話していた。この時は漠然とした「未来の夢」を思い描いているようだったが、1年半後にそれが実現した報告が来るとはまったく思っていなかった。

≪昨年の始めに先生と数年ぶりに再会を果たし、東京駅の近くの喫茶店でお話をしたとき、「夢としては幼馴染と結婚して簡単ながら幸せな生活を送れればなあ」とつぶやいていました。そのときはまだ付き合っていなかったのですが、10数年振りに香港で高校時代の級友と出会いました。その後、恋人関係に発展し、お互いに良いライフパートナーになれると気づいたので、結婚することにしました。……30歳になって人生に対する考えが熟してきたような気がしました。それで、故郷で結婚式を挙げました。お互いの家族や親戚の温かい祝福に包まれる中、私は人生の大きなステップを踏みました。……今はとても幸せです。このように素直に甘えられる幼馴染のような人に出会えて、本当によかったです。≫ 

近況報告と、結婚式と将来の職業として、大学の日本語教師になる道を目指すことなどを4000字余りの長いメールで知らせてくれた。

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