中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 文化 >> 本文
  • descriptiondescription
Gakko デザインで教育を作り変える
本誌記者 李一凡  ·   2018-06-21
タグ: 教育;文化交流;文化
印刷

教育にはより良いデザインが必要

日本語でGakkoとは学校のことを指すが、古賀氏は「教育デザインスタジオ」と呼ばれたいのだと話す。 

「今の世の中に本当に必要とされる教育を様々な媒介でデザインしていきたい」と古賀氏は語る。現在サマーキャンプの他に、Gakkoは世界各地で課外授業を開設しており、各分野の専門家を教師として招いている。

このような体験式学習は、学生の実践能力を上げる手助けになる。学校では学生は理論をより多く学ぶが、卒業して就職すると理論を実践に落とし込む力が必要となる。この過程が現行の教育体制において欠如しているのだと古賀氏は考える。そのためGakkoが開設している課外授業では、音楽制作に興味のある学生はワークショップで教師と共に編曲し、一曲のためにミキシングし、特殊効果をつけ、パッケージングを行うなどができ、また録音スタジオでサウンド・レコーディストと共に曲を録音し制作することもできる。コンピュータープログラミングに興味のある学生はアメリカのシリコンバレーから来た教師陣とプログラミングなどの具体的な問題を話し合うこともでき、また未来の技術発展について話し合うこともできる。 

小島氏はGakkoの各授業を通して、学生に政府、各種機関、企業と交流する機会を提供し、彼らの視野を広げさせ、そして体験式学習を実現させるのだと語った。

中国人学生がもたらす変化に期待

グローバル化教育機関の建設に、どうして中国市場を欠かすことができようか。6月初め、EY(アーンスト・アンド・ヤング)が発表した「EYパルテノン2018年中国の教育業界における洞察」によると、中国の家庭は可処分所得の20%を子供1人当たりの教育費に充てたいと考えており、これは周辺国家を大きく上回っている。また裕福な家庭では子供の20年間の学生期間において、約40万ドル使う場合もあるとのことだ。膨大な人口基数、二人っ子政策、全国民の収入増加のおかげで、中国国民は年々教育を重視するようになっている。

前のページへ1234次のページへ
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号

中国語辞書: