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抗日戦争
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· 2017-02-04 |
タグ: 抗日戦争;第二次世界大戦;政治 | ![]() 印刷 |
十六、「カイロ宣言」
世界反ファシズム戦争に勝利の兆しが見えてきた1943年に、中国、アメリカ、イギリスの三ヵ国首脳――蒋介石、ルーズベルト、チャーチル――は11月12日から26日にかけて、カイロで会議を開いた。この会議はカイロ会議とよばれている。12月1日、ホワイトハウスは宣言を発表して、対日共同作戦の趣旨を公に示すとともに、日本侵略者の処理についての計画を承認した。この宣言は「カイロ宣言」とよばれている。
「カイロ宣言」は次のように規定した。△三ヵ国は日本が無条件するまで対日作戦を堅持する、△第一次世界大戦開始以後に日本が奪取または占領した太平洋におけるすべての島を剥奪する、△中国東北、台湾、澎湖諸島など日本が盗取したすべての地域を中国に返還する、△戦後適切な時期に、朝鮮の自由と独立を復活させる。
「カイロ宣言」は中国の反ファシズム四大同盟国の一員としての地位を確立し、台湾は中国に属するという事実を国際法の面から確認し、中国が台湾問題を処理するうえでの国際法上の根拠を得た。また宣言は、ファシズム国日本の戦後処理を行い、戦後の国際秩序を再建する重要な基礎の一つとなったのである。
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