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抗日戦争
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· 2017-02-04 |
タグ: 抗日戦争;第二次世界大戦;政治 | ![]() 印刷 |
十九、東京裁判
1946年1月19日から1948年11月12にかけて、東京の極東国際軍事法廷で第二次世界大戦中に侵略戦争を計画、準備、発動及び実施するうえで重要な役割を果たし、主な責任を負っていた日本政府関係者に対する国際軍事裁判が行われた。
極東国際軍事法廷は中国、アメリカ、イギリス、ソ連など11ヵ国から派遣された判事により構成された。中国判事は梅汝璈であった。法廷は、1928年1月1日から1945年9月2日までの間に重大犯罪を犯した28名の日本の戦争犯罪人を平和に対する罪、通常の戦争犯罪、及び人道に対する罪でそれぞれ起訴し、最終判決で東条英機ら7人に絞首刑が言い渡され、執行された。
東京裁判は日本が発動した中国などの国に対する戦争の侵略性と非正義性を国際法レベルで認め、日本軍国主義者の暴行を暴露するとともに、侵略の阻止、世界平和の唱道などで積極的役割を発揮した。しかし、アメリカは日本を利用するために、それを庇護する政策をとったので、この裁判で日本軍国主義が徹底的に排除されていなかった。今日に至っても、日本政府は依然として極東軍事法廷の日本軍国主義の戦争の性格に関する認識と主な戦争犯罪を処罰した正義の行為に異議を唱えている。
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