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抗日戦争
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· 2017-02-04 |
タグ: 抗日戦争;第二次世界大戦;政治 | ![]() 印刷 |
十七、「ポツダム宣言」
1945年7月17日、ソ連、アメリカ、イギリスの三ヵ国はベルリン近郊のポツダムで会議を開いて、ファシズムドイツ降伏後、いかにして日本を徹底的に打ち負かすか、その闘い方について協議し、7月26日には日本に対し最後通牒に似た宣言を発表した。これは歴史上「ポツダム宣言」とよばれている。宣言はアメリカが起草し、中国の同意を得てから発表された。
宣言は次のように述べた。△同盟国は日本が抵抗をやめるまで、最後の打撃を与えるものである、△日本政府は直ちにすべての日本国軍隊の無条件降伏を宣言すべきである、△「カイロ宣言」で規定されている条件は必ず実施すべきであり、降伏後、日本の主権は、本州、北海道、九州、四国及び同盟国が指定する島嶼に限定されることを重ねて言明する、△日本国軍隊は完全に武装解除される、△戦争犯罪人を裁判にかける、など。
「ポツダム宣言」と「カイロ宣言」はともに国際法と密接な関係があり、日本が盗取した台湾などの中国領土を返還するための国際法上の基礎となった。
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