中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> ウェンナン先生のブログ >> 本文
  • descriptiondescription
◇金婚の旅・㊦◇
~恩師を慕いミニクラス会や墓参クラス会~
元南京大学日語科教師・斎藤文男  ·   2020-11-05  ·  ソース:北京週報
タグ: 南京大学;学校;中日交流
印刷

◇「父の生きた証がここにある」と遺族から感謝◇

葬儀の後、遺族から幹事宛てに次のような感謝の手紙が届いた。

≪父の葬儀に際し、あれほど大勢の皆様にご出席して頂き、父もさぞ嬉しかった事と思います。私は父が亡くなった後、皆さまの文集「ながれ」を読ませて頂きました。卒業して長い年月を経た後、あんなに素晴らしい文集が作られたことにびっくりしました。父の生きた証がここにあり、父に残せたものがあった、と思いました。父との突然の別離に打ちのめされていた中で、「ながれ」を読んでとてもおだやかな気持ちになり、父が輝けたとの思い出で一杯です。

父との最期の日に、皆様と一緒に過ごしていただけて、父も満たされた心で旅立つことが出来たことでしょう。「森田クラス」という言葉が存在する限り、どこかで父が笑っているような、そんな気がします。本当にありがとうございました。≫

森田先生が旅立って十七回忌の2013年3月、男女各4人の8人が、先生のお墓参りを兼ねたクラス会が開かれた。先生は卒業後の教え子を温かく見守り続け、教え子たちは先生が旅立った後も、墓参クラス会などで先生を慕う。先生の熱血教育と教え子の思慕の歳月は、小説と映画で表現された「二十四の瞳」を再現しているように思えた。

「北京週報日本語版」2020年11月5日

前のページへ123
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号 京公网安备110102005860

中国語辞書: