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「中国は南中国海における中国とフィリピンの紛争の話し合いによる解決を堅持する」白書(全文)
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· 2016-07-13 |
タグ: 南中国海;白書;政治 | 印刷 |
2016年7月13日、中華人民共和国国務院新聞弁公室は「中国は南中国海における中国とフィリピンの紛争の話し合いによる解決を堅持する」という題目の白書を発表した。全文は次の通り。
目次
前書き
一、南中国海諸島は中国の固有の領土である
(一)南中国海諸島に対する中国の主権は歴史的に確立されたものである
(二)中国はあくまでも南中国海における領土主権と海洋権益を断固守る
(三)南中国海諸島に対する中国の主権は国際社会で広く認められている
二、中比の南中国海をめぐる紛争の経緯
(一)フィリピンによる不法な侵略・占領が中比の南沙諸島紛争を発生させた
(二)フィリピンの不法な主張には歴史的、法理的根拠が全くない
(三)国際海洋法の制度の発展が中比の海洋境界画定紛争を招いた
三、中比は南中国海をめぐる紛争の解決についてすでに共通認識に達している
(一)話し合いにより南中国海をめぐる紛争を解決することは中比の共通認識であり約束である
(二)南中国海をめぐる紛争を適切に管理制御することは中比間の共通認識である
四、フィリピンはしばしば紛争を複雑化させる行動をとっている
(一)フィリピンは中国の南沙諸島の一部の島嶼・礁に対する侵略・占領を拡大しようと企てている
(二)フィリピンはしばしば海上における権利侵害を拡大している
(三)フィリピンは中国の黄岩島に手を出そうとたくらんでいる
(四)フィリピンが一方的に仲裁を提起したことは悪意のある行為である
五、南中国海問題を処理する中国の政策
(一)南沙諸島の領土問題について
(二)南中国海の海洋境界画定問題について
(三)紛争の解決方法について
(四)南中国海においての見解の相違の管理制御と海上における実務協力の展開について
(五)南中国海における航行の自由と安全について
(六)南中国海における平和と安定の共同擁護について
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