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南中国海仲裁裁決結果は不法で無効、中国はこれを受け入れず、認めない
  ·   2016-07-12
タグ: 南中国海;仲裁;政治
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フィリピンの南中国海仲裁裁判申し立てに対し、仲裁裁判所は12日、違法で無効ないわゆる最終裁決を下した。これに対し、中国外交部は次のような見解を示した。フィリピンが一方的に仲裁裁判を申し立てた目的は悪意によるものだ。仲裁裁判所はフィリピンの仲裁裁判申し立ての実質が領土主権と海洋境界画定の問題であることを無視し、事実の認定と法律の適用において明らかに間違っている。中国の南中国海における領土主権と海洋権益はいかなる状況下でも仲裁裁決の影響を受けず、中国はこの仲裁裁決に基づくいかなる主張と行動にも反対し、かつ受け入れない。中国政府は、領土問題と海洋境界画定に関する紛争において、中国は第三者に訴えるいかなる紛争解決方法も受け入れず、無理に押し付けられたいかなる紛争解決方法も受け入れないことを重ねて言明する。

同日、中国は「南中国海の領土主権と海洋権益に関する中華人民共和国政府の声明」を発表した。声明は次の点を重ねて言明した。中国人民と中国政府の長きにわたる歴史実践及び歴代中国政府の一貫した立場に基づき、また中国国内法及び「国連海洋法条約」を含む国際法に基づくと、中国の南中国海における領土主権と海洋権益には以下のものが含まれる。

(一)中国は東沙諸島、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島を含む南中国海諸島に対し主権を有する。

(二)中国の南中国海諸島は内水、領海、接続水域を有する。

(三)中国の南中国海諸島は排他的経済水域と大陸棚を有する。

(四)中国は南中国海において歴史的権利を有する。

声明は次のように指摘している。中国は一貫して一部の国の中国南沙諸島の一部島・岩礁に対する不法な侵入・占拠及び中国の関連管轄海域に対する侵権行為に断固として反対してきた。中国は引き続き直接関連当事国と、歴史的事実を尊重した上で、国際法に基づき、交渉と協議によって平和的に南中国海関連紛争を解決することを希望する。中国は直接当事国と一切の努力を尽くして、関連海域における共同開発実施を含む実際的な臨時的措置を行い、互恵・ウィンウィンの関係を実現し、共に南中国海の平和と安定を守ることを希望する。

同時に、中国は国際法に基づいて各国が南中国海において享有する航行と飛行の自由を尊重かつ支持し、その他沿岸国、国際社会と協力し、南中国海の国際シーレーンの安全と滞りない通行を守ることを希望する。

「北京週報日本語版」2016年7月12日

南中国海仲裁裁決結果は不法で無効、中国はこれを受け入れず、認めない--pekinshuho
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