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◇教え子たちから「我到中年」の報告②◇
~二転三転したが、今の幸せ守る~
元南京大学日語科教師・斎藤文男  ·   2019-09-09  ·  ソース:北京週報
タグ: 南京大学;卒業生;中日交流
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単身赴任や連日深夜帰宅が続いた新聞記者生活を定年退職した後、12年間の“まほらまの南京生活”終えて、25年振りで日本の自宅でゆっくりしていると、巣立った中国の教え子たちは今、どのような生活なのかに思いを巡らしていた。36年前に観た中国映画「人到中年」を思い出し、物語と重ね合わせてもいた。同年齢のころ、私は新聞社の地方支局、通信部で2人の子供を育てながら、妻と共同でいろいろな喜び、悩み、苦労など乗り越え、今は楽しくも懐かしい日々だったと回顧している。教え子たちはどうなのかを知り、何かアドバイスすることがないかを探ろうと、「私到中年」の作文をお願いしたら、近況報告が続々と送られてきた。

二転三転したが、今の幸せ守る

彭海霞

「人到中年,一地鸡毛(ごちゃごちゃして片付かない)」という言葉をしょっちゅう耳にしていた。仕事と育児で手足が縛られ、ほとんど余裕がないのがこの世代の現状であることを映している。いつの間にか、我も中年に到っている。

子供を寝かし、周りがやっと静かになった。ウィ―チャットのモーメンツを見ながら、これまでの人生を振り返ってみた。今、幸せなのだろうか。そう、平凡だけど、幸せ。

生徒に囲まれ、忙しい中にも「幸せを見つけ」元気に活躍する彭海霞さん。(前列中央)

2005年に大学を出て、この十数年の間、私はいろいろ経験してきた。「有故事的女人(語れる人生のネタを持つ女性)」というラベルを貼られてもよいと言える。卒業後、そのまま日本で就職、30歳で帰国、スピード婚、妊娠出産後離婚、一人で子供を育て、再婚に断念してひたすら仕事と育児に没頭した時に大学の先輩に出会い再婚、子供二人目を妊娠し、今は高校で日本語を教えながら、出産待ち…まさに劇的な内容である。「一地鶏毛」とでも言えるだろう。

しかし、この「一地鶏毛」のおかげで、私は今持っているこの幸せを人一倍に大切にしている。今の私にとって、人生で一番大事なのが、仕事ではなく、幸せな家庭を営むことである。

二十代のころは日本屈指の大手企業に勤め、国の大きなプロジェクトに携わり、時々終電がなくなるまで残業したり、週末も休まずに家で資料を調べたりし、仕事に一筋だった。忙しい時は月に四回も海外出張があった。また、欧米圏へ留学することさえ夢見た。とにかく、頭に仕事やもっと世界へ、という考えばかりだった。

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