楼蘭古城遺跡
楼蘭は、漢代では西域の36国の一つであり、タリム盆地の東端にあるシルクロードの中枢の区間である。当時、シルク貿易は古代タリム河の下流にあり、古代ロブノルに臨む楼欄オアシスにはつらつたる生気をもたらした。
発見された楼蘭古城はローチャン県のロブノル西岸にあり、初めは楼蘭国の都だったが、後に魏、晋と前涼の西域長史が管理するとことなり、漢代は西域南部へ行く時必ず通るところで、東西文化交流の面で重要な役割を果たしたことがある。
「北京週報日本語版」2009年7月29日