在日本中国大使館の崔天凱大使は22日、中日関係や中国の周辺外交などについて新華社の新華ネットでネット利用者と交流した。
司会者:今、多くのネット利用者が日本国内の情勢にとても注目している。みなさんも知っての通り、日本の政界はここ数年とても不安定で、安倍晋三元首相や福田康夫元首相は就任後まもなく辞任し、今の麻生政権の状況もよくない。もしこのような状況で反対派が政権を握ると、中日関係にはどんな影響が生じる可能性があるのか。
――日本では間もなく総選挙が行われ、もちろんこれは日本の内政であり、日本人自身が決めることだ。実際、多くの中国人が今回の総選挙に関心を持ち、今回、私が帰国すると多くの友人が、日本の総選挙後には中日関係に影響があるのかどうか聞いてきた。
たぶん若干の新しい状況が現れるかもしれない。それは総選挙後に政府の構成が今と全く同じでないならば、新たな問題を処理するということなども起こる可能性がある。
しかし中日関係の基本面で大きな変化はないと思っている。それは中日両国は長期的に健全でかつ安定した関係に発展しなければならず、これは両国の共通認識であるからだ。私が日本で接した日本の各政党も、多くの内政問題において異なった見解や真っ向から対立した意見を持っているが、日中関係の発展というこの一点では一致している。
中国大使館は総選挙の動向を注意深く注目し、日本側の政局にどんな変化が起ろうとも、両国関係の安定した発展が維持されるよう希望している。
「チャイナネット」 2009年7月23日 |