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「中国ロケット軍」、その前身と新生
本誌記者 馬力  ·   2016-03-18  ·  北京週報
タグ: 軍改革;ロケット;政治
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新生「中国ロケット軍」

1990年代初めから、第2砲兵部隊は通常ミサイル力の装備を開始。部隊編制の約4分の1を占めるようになり、さらに「通常ミサイル突撃戦」作戦理論が確立されるに至った。

2015年9月3日に北京で開かれた中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年閲兵式に登場したDF15、DF16ミサイル。

公開資料によると、中距離ミサイルだけで、有名な「東風DF-21」系列、射程距離が600キロを超える短距離弾道ミサイル「東風DF-15」系列、射程距離が1500キロに及ぶ「長剣CJ-10」型遠距離地対地巡航ミサイルを配備し、しかも核戦争部門を設けて戦略打撃任務を執行することも可能だ。

2015年9月の大閲兵には、遠距離弾道ミサイルの「東風DF-21D」と「東風DF-26」がお目見えした。同一系列で2種類の対艦弾道ミサイルを配備するのは世界初である。

2015年12月31日、軍の関連施設「八一大楼」で、習近平・中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席が八一軍旗(中国人民解放軍軍旗)をロケット軍の魏鳳和司令員と王家勝政治委員に手渡した。訓話の際、習近平主席は、「ロケット軍は我が国の戦略的威嚇の核心力であり、我が国の大国としての地位の戦略的支柱であり、国家安全を守るための重要な基盤である」と強調した。

「北京週報日本語版」2016年3月18日

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