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全国住民の健康素質レベル、わずか9.48%
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· 2015-12-16 |
タグ: 中国;健康素質;新着ニュース | 印刷 |
健康素質とは、個人が基本的な健康関連情報・サービスを入手・理解しており、これらの情報・サービスを利用して正しい判断を下し、健康面での自分の能力を維持・促進することを指す。
中国国家衛生・計画出産委員会がこのほど発表した統計データによると、現時点で、全国住民の健康素質レベルはわずか9.48%という。つまり、中国で、基本的な健康関連情報・サービスを入手・理解しており、これらの情報・サービスを利用して正しい判断を下している人の割合は、9.48%にとどまっている。
9.48%という数値は、100人のうち、健康素質を備えた人は10人未満であることを示しており、レベル全体としてはかなり低い。同委員会が発表した「全国住民の健康素質促進行動計画(2014~2020年)」では、2020年までに。全国住民の健康素質レベルを20%まで引き上げるという目標が打ちだされた。
「知識―行動―技能」なる理論モデルによると、健康素質レベルには、「基本的な健康知識と理念に関する素質」「健康的な生活パターンと行動に関する素質」「基本的技能に関する素質」の3方面が含まれる。2013年時点での中国住民の素質レベルはそれぞれ、20.4%・10.6%・12.5%だった。これは、住民が健康知識や理念を獲得することは比較的容易だが、健康的な行動習慣を養い、健康面での基本的技能を身に着けることは難しいことを物語っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月16日
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