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中国側の世界記憶遺産登録申請は筋が通り法規に合致
  ·   2015-10-16
タグ: 中国;世界記憶遺産;政治
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こうした資料の中の唯一の映像資料は、当時南京に滞在した米国人牧師ジョン・マギーの撮影した105分間の映像だ。30カ所余り刺されて息も絶え絶えの妊婦が撮影されている。彼女が南京大虐殺の生存者、李秀英さんだ。報道によると、2004年に李さんが亡くなる前の最後の言葉が「歴史をしっかりと覚え続ける必要がある。恨みを抱き続けるのではなく」だった。

歴史を銘記する。決して恨みを抱き続けるのではなく。これは中国抗日戦争勝利70周年にあたり、人々がよく耳にした言葉だ。

だが、中国側が歴史を鑑として未来に向かうことを強調している時、日本側は歴史を極力覆い隠し、不当なこだわりを見せている。

南京大虐殺は第2次世界大戦中に日本軍国主義が犯した重大な罪であり、国際社会の一致して認める歴史事実だ。事実を前に、日本側は勇敢に向き合い、深く反省するのではなく、あれこれと詭弁を弄し、中国側を誹謗し、さらには国際機関は「透明性」「公正性」「中立」を保つべきだなどと一見堂々と述べている。

歴史問題において日本政府がこれほど是非をわきまえず、ぬけぬけとずうずうしい事を言うのにも当然その背景がある。日本の誤った歴史観は数十年間の積み重なり、発酵、浸透の結果だ。侵略の歴史をしばしば否認し、美化し、靖国神社を参拝して恥じることがないうえ、他国が歴史を銘記することに堂々と「疑問を呈し」「抗議」する。日本側の言動は歴史を直視しようとしない誤った態度を十分に示している。

また、だからこそ国際社会は「南京大虐殺文書」を世界的に広く伝え、歴史事実によって日本の仮面を剥ぎ取るのが当然だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年10月16日

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