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世界のグリーンファイナンスのリーダーになりつつある
中国 |
· 2016-08-22 |
タグ: グリーンファイナンス;G20;経済 | ![]() 印刷 |
次に、域内外の金融機関・企業が積極的に参画している。2014年5月12日に中国広東核電集団が最初のグリーンボンドを発行して以来、中国域内ですでに累計30近くのグリーンボンドが発行された。2016年7月5日、中国銀行ルクセンブルク支店とニューヨーク支店は中国銀行初のグリーンボンドを同時発行した。現時点で、世界市場で発行されたグリーンボンドのうち単独規模が最大で、種類が最多のものであり、世界の投資家から熱烈に支持された。2016年7月18日、BRICS開発銀行が30億元の人民元建てグリーンボンドを発行。償還期限は5年、利率は3.07%で、国際的な多国間金融機関が中国の債券市場で債券を発行するのは7年ぶりのことであった。これらのことから、中国グリーンボンド市場の発展は、域内金融機関・企業の域内市場での発行にとどまらず、中国金融機関・企業の域外市場における外貨グリーンボンド発行、国際多国間金融機関の中国域内での人民元グリーンボンド発行へと全面的に拡大したことが見て取れる。
最後に、グリーンファイナンスとグリーンボンド市場の発展はすでに顕著な効果を上げている。「第13次五カ年計画」期間のグリーンファイナンス規模は8兆5000億~9兆元に達すると見られる。2016年6月末現在、中国はすでに世界最大のグリーンボンド市場となっており、中国が発行したグリーンボンドは1200億元近くに上り、世界で同時期に発行されたグリーンボンドの45%を占めている。
以上を総合すると、グリーンファイナンスによって、世界経済の持続可能なグリーン発展の実現にとって力強い原動力がまた1つ増えたと言えよう。現在、中国は政策支援、金融機関・企業の参画意欲、グリーンファイナンス商品の多元化のいずれにおいても、世界のグリーンファイナンスのトップを走っている。
「北京週報日本語版」2016年8月22日
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