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中国はいかに国際通貨システム改革に参与するか
  ·   2016-08-19
タグ: G20;国際通貨;経済
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現在、世界経済の成長は依然として力を欠き、グローバル経済のリバランスは依然として緩慢である。それと同時に、さまざまな地政学的衝突、テロの脅威、難民問題が顕在化し、グローバル経済の環境が一層複雑化し、イギリスのEU離脱などで世界経済の不確実性が高まっている。こうした状況に対し、次のような疑問を呈さざるを得ない。世界経済は一体どうなっているのか。国際通貨システム改革の成果は一体どうなっているのか。

今では、国際通貨システムの改革は依然として「大山鳴動して鼠一匹」の様相を呈しており、その現状は主に次のいくつかの根本的な制約に表れている。①現在の国際通貨システムは「トリフィンのジレンマ」を依然として解決できていない。②現行の国際通貨制度による公平性問題はまだ効果的に解決されていない。③現行の国際通貨制度が整っておらず、各国の為替変動がいっそう頻繁になっている。④現行の国際通貨システムでは依然として効果的な協調と協力のメカニズムが形成されていない。グローバル経済がさらに減速する中で、各国の国際収支が一段とアンバランスになっている。

中国は2016年のG20サミットの議長国として、国際通貨システム改革という目標を実現するために、その役割を積極的に果たし、発言するべきだ。

第一に、国際金融監督管理システム改革を積極的に推進し、それに参与し、世界的な金融リスクと衝撃を軽減する。現在、新興市場経済国と発展途上国の実質GDPは世界の半分近くを占めている。2009年、金融安定理事会(FSB)は金融安定化フォーラム(FSF)に取って代わり、世界の金融監督管理の制定・協調機構として、世界金融のシステミック・リスク評価及び国際的な管理協調を担い、しかもメンバーをG20のすべてのメンバーに拡大している。今回のG20サミットで、グローバル金融監督管理体系の改革と完備をさらに呼びかけるべきだ。

第二に、人民元の国際影響力を向上させ、国際金融分野における人民元の発言権と参与度の向上を速める。クロスボーダー取引と投資決済における人民元の利用の増加に伴い、人民元の価格決定力を高めることができる。同時に、中国のA株市場が全世界指数に組み入れられるプロセスを促進する。そうすれば、人民元で価格決定された株券、債券とその他の資産は世界の機関投資家が必ず買い入れるべき資産になるだろう。

第三に、グローバルなマクロ・プルーデンス体制を整備・健全化し、金融システムの安定性を高める。マクロ・プルーデンスは金融システムの安定性を維持し、金融システムの外部へのマイナス効果波及を防ぐために講じる監督管理モデルである。資本項目における開放度の相違に対し、マクロ・プルーデンスの目標及び政策措置に対する要求は、先進国の資本項目における完全開放の条件の下で制定されたバーゼルⅢの制約を受けることなく、途上国の金融の安定性をより多く保護するべきである。

第四に、国内の構造改革を加速し、発言権と影響力を向上させる。グローバル金融システムの改革に積極的に参与するには、中国国内経済の構造改革が欠かせない。さらなる改革、特に供給側(サプライサイド)構造改革だけが、中国の経済成長の持続可能性を向上させ、中国経済の対外依存度を低下させ、内部と外部の不均衡を緩和することができ、国際通貨システムの再建と世界金融監督管理システム改革において中国の発言権と影響力を示すことができるのである。

「北京週報日本語版」2016年8月19日

中国はいかに国際通貨システム改革に参与するか--pekinshuho
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