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G20、グローバルガバナンスに新たな思考を提供
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劉江永 · 2016-08-31 |
タグ: グローバルガバナンス;G20;経済 | ![]() 印刷 |
G20は現在、世界において先進国と発展途上国の主要経済体を含めた国際的な交流と協力の場である。世界経済の転換期にあって、G20は発展途上国と先進国の間に相互協力メカニズムを築いた。世界経済が低迷し、試練とチャンスが並存する現在、G20サミットを通じて発展途上国が関連国とグローバルガバナンスや持続可能な発展の面でトップ交流を行い、世界経済振興と自国経済発展を考える上での筋道を理解することは、国際経済協力に新たな原動力と重要な示唆をもたらすだろう。
近年来の貿易保護主義の台頭は複数の要因によるものだ。歴史的原因もあれば、国際金融市場の変動によるものもあり、さらには実際の産業グレードアップ競争によるものもある。発展途上国は、国際経済協力と国際分業チェーンで長い間ローエンドに位置してきた。G20サミットを通じて、発展途上国が自国の優位性をいっそう発揮し、産業構造調整と科学技術革新を有機的に結びつけることができれば、現在の困難を乗り越える上で、特に南南協力を強化する上で、大いにプラスになるに違いない。
もちろん、会議の具体的成果と決定施策が実行されるかどうかは、関連国の誠意と、政治の安定性・連続性にもかかってくる。実際のプロセスでは、各国間には交流もあれば意見の相違もある。今後もより長くG20を維持していくには、会議で達した共通認識と合意を各国が大事にすることが求められる。
また、G20を権力競争の舞台にしてはならない。そのような見方をするのであれば、問題を見る思考方法が時代の発展に遅れていると言わざるを得ない。G20は権勢や利益を争う場ではなく、協力を促進する舞台である。
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