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◇温かく迎えてくれた“故郷”南京◇
~南京大学外国語学院創立百周年記念式典に参加して~
斎藤文男(元・南京大学日本語科専家)  ·   2017-11-06
タグ: 学生;南京大学;中日交流
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◇「生まれ変わっても、新聞記者に」◇ 

学生から教えられたことはたくさんあるが、印象に残っている2つのことについて話をした。「私は生まれ変わってもまた、新聞記者になりたい。そして定年退職後は、南京大学に来てみなさんと一緒に学びたい」と授業の合間に話をした。 

すると学生からは、「自分が歩いた人生をもう一度やりたいというのは、自分の人生に満足しているからです。私もそのような人生を歩けるように頑張りたい」との反応があった。学生にあれこれ指導するよりも、自分の体験や考えを素直に訴えれば、学生はそれを自分の考えで受け止め、学んでくれることを、この時知らされた。 

私は虫や花が好きなので、授業ではそれらの話で脱線することが多かった。クモは自分が張った網にいる時、なぜいつも下を向いているのか。花の色はなぜ色々あるのか、さくらの花はなぜ散るのか。こんなこと質問すると、学生はきょとんとして答えられなかった。 

クモは天敵の昆虫や鳥に襲われた時、すぐ下に逃げられる態勢をとっていること。花の色は昆虫を呼び寄せて受粉を助けてもらうためで、季節によって出現する昆虫は見える色が異なっている。春は黄色、夏は赤やオレンジ、秋は茶色系統などが良く見えると言われている。昆虫が好む色に合わせて花も時季によって色が異なってくる。桜の花が散るのは、虫によって受粉が終わり、花の役目が終わったので散っていくだけだ。受粉が終わらない花は雨や風が吹いてもなかなか散らない。 

10年振りに会って教え子とvサイン

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