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北京週報>>特集>>2012年を振り返る>>経済十大ニュース  
国の革新システムのけん引を加速

 

江西賽維BESTの薄膜太陽電池の生産現場 (周科撮影)

 

先ごろ、万部長は広東省珠海で家庭用空調販売台数6年連続世界1位の格力電器株式有限公司を視察。自身の家の空調も同社製で、「使って何年もたつが、壊れたことはなく、効果は大変すばらしい」と語った。

「格力」の技術研究院には、「一般的ではない」実験室がある。そこでは空調室外機が置かれた様々な環境をシミュレートすることが可能。「雷」のシミュレーションだけでも、ごろごろ鳴る雷や人を震え上がらせる雷鳴、低い音を立てる雷など実にいろいろある。

今年、格力公司は「1ヘルツ周波数空調に関する重要技術の研究と運用」で「国家科学技術進歩賞」に輝いた。この重要な賞が設けられて以降、空調企業が受賞するのは初めて。科学技術への資金投入を絶えず拡大してきた結果であるのは明らかだ。昨年だけでも、資金は30億元超と、中国家電業界で最多だった。

中国の改革開放の前線基地である深圳市は09年、本土企業の90%が革新型企業となっている、研究開発者の90%が企業に集中している、科学研究資金投入の90%が企業に由来している、研究開発機構の90%が企業に設立されている、企業の90%が特許を取得している、リーディング企業の90%が重要科学技術プロジェクトで発明特許を取得しているという「90%」を実現した。

この5年余りの間、国家発展・改革委員会は毎年、「国家認定企業技術中心革新能力確立専門プロジェクト」を組織、実施してきた。企業の技術を中心とした実験環境や研究レベル、産業化に向けた基盤は程度の差こそあれ向上しており、企業の自主的設計や革新能力、競争力も著しく高まった。

ますます多くの科学技術成果が戦略的新興産業を育成、発展させる上で重要な推進力となった。伝統産業の最適化とグレードアップや戦略的新興産業育成を通じて、中国経済の転換型発展が推進され、すでに業界内に幅広い共通認識が形成されている。江蘇省の無錫では、モノのインターネット産業基地が頭角を現しはじめた。5年内に、重慶の両江新区にある戦略的新興産業の生産高は2500億元に達する。安徽省では15年までに1兆元を突破するとみられ、薄型パネルやLED光電、太陽光産業基地もすでにある程度の規模を備えるまでになった。

現在までに、北京地区でのA株(人民元の普通株式、中国国内企業が発行)の上場企業は累計212社にのぼる。そのうち科学技術関連は111社で、全体の52%。初回募集資金は859億元で、上場企業総額の11%を占める。

万部長は「さらに、力を拡大し、企業の技術革新の自由なルールを深く検討する。資金投入方法を転換する。例えば、研究資金を金融・資本市場と結びつけることで、中小企業などの技術革新へのサポートを強化し、彼らのニーズに応じて資源を配分する」と強調する。

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