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中日国交回復二十五周年に想う

 

日本劇団新制作座の俳優たちと余興で歌う劉徳有氏(九四年三月)

中日関係と他の二国間関係との間に、もし異なる特殊性があるとすれば、それは、両国の間に二千年の長きにわたる友好交流の歴史があると同時に、日本軍国主義者がかつて中国を侵略した百年あまりの不愉快な歴史もあるという点である。戦後も、すでに五十年が過ぎ去り、新しく成長した世代は、それぞれ両国人口の半数以上を占めるようになっているが、このことは、中日友好事業がいま世代交替の重要な時期に来ていることを示している。若い世代は戦争を経験したことがなく、また中日関係がたどってきた紆余曲折に満ちた歩みについて実感を持っていないため、かつての不幸な歴史を経験した父母たるもの、先輩、および学校、社会、マスコミなどは、高度な責任感と使命感を以って、正しい歴史にもとづいた教育を若い世代に施し、それによって、若者たちが歴史を全面的に把握できるようにし、正しい歴史観をそなえた真に互いに信頼しあえる新しい世代を養成してはじめて、中日友好事業が受け継がれていくものと思われる。 

二十五年前に、中国が過去の行きがかりにこだわらず、日本と国交を回復したのは、あの不愉快な歴史の一ページに終止符をうち、新しいチャプターを開くことにあった。しかしこの二十五年の間に、例の歴史問題が時々両国の関係に影をおとしている事実は、残念という外はない。中日関係を発展させるためには、歴史を鏡として、「前事を忘れず、後事の師とし」、正義と侵略、被害と加害とをハッキリ区別させ、相手国の人民の感情を傷つけるようなことは極力避けるように心掛けること、これが中国側の一貫した主張であることは、ご承知のとおりである。その根本的な出発点は、障害を乗り越えて、中日関係を順調に発展させるにあることは、言うまでもない。日本軍国主義者による中国侵略の歴史について正しい認識を持たなければならない、と中国がくり返し強調しているのは、なにも中国人が好んで過去のことを掘り返し、日本のツケの返済を迫るようなものでもなければ、日本に際限のない詫びを迫るものでもない。それは、この問題が原則的な問題であり、中日関係を発展させるための政治的基盤であるからである。重大な原則的問題である以上、曖昧な態度は通用しないと思う。

ところで、今日の中日関係は、全般的にみて、良好であり、友好と合作はつねに両国関係の主流をなしている。中日両国の友好協力と交流は、官民の二本立てで、全面的に発展し、政治、経済、科学技術、文化、教育、衛生等の各分野にわたって、たえず深化し、形式も豊富多彩になっているが、このような発展と変化は、一九七二年の復交前に比べてまさに隔世の感がある。

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