6、国家ビッグデータ戦略
ビッグデータは容量が大きい、種類が多い、アクセス速度が速い、応用価値が高いという特徴をもつデータの集まりである。2014年3月、ビッグデータが初めて中国の政府活動報告に盛り込まれた。2015年10月、中国共産党第18期中央委員会第五回全体会議(以下第18期五中全会と略)で「国家ビッグデータ戦略を実施し、データ資源の開放・共有を推進する」と正式に提起された。これは中国がビッグデータを戦略的資源と位置づし、国家戦略と昇格させ、それを用いて経済発展を推進し、社会管理を健全なものにし、政府のサービス能力と監督管理能力の向上を目指していることを示している。この戦略によって、中国政府の管理は「権威による管理」から「データによる管理」への転換を触発され、政府と民衆とのインターネットを介してのコミュニケーションを促進し、政府の各種事件と問題への対応のインテリジェンス化のレベルを引き上げることができる。同時に、中国は国家ビッグデータ戦略を通じて、ビッグデータの発展のためのコア技術の研究開発と応用を加速させ、国の総合的競争の優位性を再びつくり、将来の発展のために機先を制すことなどが望まれる。