政企分離とは、政府機関と生産・経営活動に従事する企業を分離することをいい、それは主に二つの面での改革である。一つは、政府関連事業に従事する経済主体と政府機関直属の企業を政府機関から分離させることで、二つは、国有資産管理体制改革を推し進めて、政府の公共管理機能と国有資産の出資者としての機能を分離させることである。政企分離の核心は、政府と企業との関係をいかに取り扱うかにあり、中国の国有企業改革で一貫している論理である。