中国は3日未明、地上から343キロの上空で、初めてのスペース・ドッキングに成功した。
スペースラブ・モジュール「天宮1号」と無人宇宙船「神舟8号」のドッキングは、神舟8号の打ち上げから約2日後に行われた。
今回のドッキングの成功により、中国は米国とロシアに次いで、ドッキング技術をマスターした世界で3番目の国になった。
天宮1号と神舟8号は、ドッキングした状態で12日間飛行したあと切り離され、神舟8号は天宮1号から5キロ以上離れた安全な距離を保ちながら飛行する。そのあと、天宮1号と神舟8号は、適切な時期を選んで2回目のドッキング・テストを行う。
「新華網日本語版」2011年11月3日