本誌記者 繆暁陽
2012年は中日国交正常化40周年であり、両国関係の発展の歴史における新たな節目である。2011年10月23日から25日まで、第5期中日友好21世紀委員会第3回会議が北京市と湖南省長沙市で開催された。双方委員は「中日関係の比較的敏感なこの時期において、戦略的視点から政治・安全保障上の相互信頼を重視し、強化しなければならない」と一致して表明した。
第5期中日友好21世紀委員会第3回会議が10月23日、北京・釣魚台国賓館で開幕した (繆暁陽撮影)
中国側座長の唐家璇元国務委員は「中日関係の長期的で健全な安定した発展を実現するには、2つの大きな取り組みと5分野の互恵協力を重点的に推進すべきだ」と述べた。
日本側座長の西室泰三元東京証券取引所会長は「日中双方は新たな知恵と創造性によって、各レベルで意思疎通を強化し、国民感情を改善し、政治・安全保障上の相互信頼を強化し、日中関係の長期的かつ安定的な発展をさらに促し、両国民に幸福をもたらすべきだ」と述べた。
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