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神舟8号、すでに発射エリアへ移動 数日後に打上げ

 

中国初のドッキング実験に挑む無人宇宙船「神舟8号」とその打上げに使われるロケット「長征2号F遥8」は26日、発射エリアへと移動した。これにより、神舟8号の打上げがカウントダウン段階に入ったこととなる。神舟8号は11月初旬に酒泉衛星発射センターから打ち上げられる予定だ。人民日報が26日に伝えた。

神舟8号は有人宇宙船を改良したもので、自動・手動のドッキング機能を有する。打上げ後はドッキング目標機「天宮1号」とのドッキングを行い、自動ドッキング技術などを検証するほか、科学実験も行う。神舟8号の打上げに使われるロケット「長征2号F遥8」は、長征2号Fをベースに改良が加えられたもので、運搬能力と軌道突入の精度が向上している。

神舟8号とロケットを乗せた移動式発射プラットフォームは26日午前、宇宙船の垂直組立棟から発射塔へと移動した。発射場では今後数日間にわたり、宇宙船とロケットの機能のテストや合同テストなどが行われ、最終検査と確認が終わった後、ロケットに推進剤が注入され、最終的な打上げとなる。

現在、天宮1号は安定した運行を保っており、設備は正常で、各試験も順調に行われ、ドッキングの要求を満たしている。(編集SN)

「人民網日本語版」2011年10月27日

 

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