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潘基文国連事務総長「国連は重大国際問題をどう
扱うべきか」 |
本誌記者 李雅芳 · 2016-07-11 |
タグ: 国連;潘基文;政治 | 印刷 |
女性への平等な権利付与は国連の重要な任務
潘氏は国連事務総長として、国連の重点任務の1つである女性に対する平等な権利付与の面で数多くの取り組みを行っている。就任早々、女性の権利保障強化に関する提案を複数提出し、関連機構を設置した。
2008年、潘事務総長は、男性側からジェンダー平等を目指すことを唱えた「He For She」キャンペーンを含む、女性に対する暴力撤廃に関する国連の共同行動を提唱し、広範な支持を得た。続いて、潘事務総長の推進の下で、国連は2010年7月にジェンダー平等と女性エンパワーメントのための国連機関UN Womenを設置し、ジェンダー平等を守り、女性に対する暴力を撤廃する国連機関のパワーを一段と強めた。
潘事務総長は、「女性に平等な権利を与えることは非常に重要である。私はほとんどすべての国の指導者に呼びかけ、より多くの女性に政策決定過程に参与してもらい、政策決定者になってもらうよう促している」と述べた。潘事務総長の指導の下で、現在国連機構において、高級職員の40%は女性であり、一般職員では女性の割合のほうが高くなっている。
次期国連事務総長選では、女性の候補者が少なくない。潘事務総長は、「次の国連事務総長が有能で経験豊かな女性だと予測する人が多い。私もそう期待している。もちろん、事務総長は国連の加盟国が決めるもので、私は中立的な立場を守る。しかし、多くの場合や分野では、理想的な候補者は女性である。今回もそうであってほしい」と語った。
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扱うべきか」--pekinshuho
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