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米国のアジア太平洋回帰戦略はかけ声だけではない
安剛  ·   2016-02-03  ·  北京週報
タグ: 米国;アジア太平洋回帰戦略;政治
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2015年11月5日、米軍のマーシー級病院船の集中治療室内で応急処置シミュレーションシステムを見学する管柏林・中国海軍東海艦隊副参謀長(右から2人目)と中国人船員。(新華社記者 楊磊撮影)

2016年1月20日、米国の戦略国際問題研究所(CSIS)は米議会に報告書『アジア太平洋リバランス2025』を提出した。

同報告書はオバマ政権の「アジア太平洋リバランス」戦略調整の進展を振り返った上で、米国政府に対し、「米国政府内部及び米国と同盟パートナー国との間でアジア戦略を統一的に策定する」、「同盟・パートナー国の能力、適応力、相互操作協調能力を強化する」、「米国のアジア太平洋地域における軍事プレゼンスを守り、拡大する」、「戦略革新能力と概念の発展を加速する」の4点を提言した。

CSIS『アジア太平洋リバランス2025』報告書は対象別に米国がアジア太平洋地域で直面する最も主要な安全リスクを分析している。第一に挙げられているのは中国で、朝鮮、ロシア、非国家行為体による脅威がそれに次いでいる。しかし同時に、CSIS報告書は次のような指摘も行っている。冷戦期に米国が旧ソ連との関係を処理したモデルは現在の対中関係には適さない。アジア太平洋地域の重要性の高まりに対応するには、米国が中国に対し接触、抑制、再保証を含む複合的手段を活用することが求められる。中国に地域・国際秩序の強化もしくは破壊の上でキーとなる作用を及ぼす潜在力があることを鑑みると、米国は中国の台頭がもたらすチャンスと課題を優先的に処理するべきである。

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