ホーム >> 経済 >> 本文 |
人民元値下がりの原因は米国にある
|
鄧亜卿 · 2016-01-14 · 北京週報 |
タグ: 人民元値下がり;米国;経済 | 印刷 |
本誌記者 鄧亜卿
このところ、人民元の対米ドルレートが大幅に下落している。これについて、本誌記者は中国国際経済交流センター経済研究部部長・研究員の徐洪才氏にインタビューした。徐氏は「人民元値下がりの背後にある主な原因は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げによるドル高で、それがさらに人民元の受動的な値下がりを引き起こした。原因は米国にあり、中国にない」とし、次のように語った。
「中国経済のファンダメンタルズが上向きになっている中でも人民元が大幅に値下がりするというのは、道理に合わない。目下、中国は長期の国際資金を大量にひきつけており、受け入れた外国直接投資(FDI)はなおも世界の首位にある。長期資金が絶えず中国に流入したのは、中国は利益が見込め、投資のチャンスも多いからだ。つまるところ、人民元為替レートは長期資金によって決められるもので、短期資本やホットマネー、撹乱者によって決められるわけではない」。
2次のページへ |
|
|