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中露海上合同演習の3つの「初」
  ·   2015-08-21  ·  人民網
タグ: 中露;海上合同演習;政治
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 第2に、「海上連合―2015(II)」第2段階演習では、初めて上陸作戦の演習を行う。上陸は防空、対潜、対艦などと同様、多くの大国の海軍がよく行う基礎作戦演習であり、大国海軍が備えるべき基本的作戦能力だ。一部の国が長年行ってきた、他国を仮想敵国とし、指向性の明確ないわゆる「離島奪還」演習と異なり、中露海軍の今回の演習の上陸演習は、上陸行動における組織・指揮手順と基本戦術を演習するものであり、仮想敵も設けず、特定の目標を念頭に置いてもいない。

 第3に、「海上連合―2015(II)」第2段階演習では、中国の水上艦部隊、揚陸部隊、固定翼戦闘機部隊が初めて共に外国で合同演習に参加する。中国空軍の固定翼作戦機5機が初めて中国の空港から出発し、ロシア海空域を経て、演習区域に到着する。これは中露両国・両軍の高度の戦略的相互信頼を十分に示すと同時に、海軍兵力を中心とする海上の戦場において、他の軍兵種も重要な役割を発揮するという将来の海上局地戦争の合同作戦の特徴をよく反映してもいる。

 今回の演習は中露両軍の年度交流計画に基づき実施されるもので、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップを揺るぎないものにし、発展させ、両軍の実務的友好協力を深化し、海上の安全保障上の脅威への共同対処能力を強化することを主眼としており、第三国を標的にしておらず、地域情勢とは無関係だ。演習は国際法と国際的慣例に合致している。特定の国の艦艇や航空機が両軍の海上演習に対して接近偵察や妨害を行わず、中露両国の艦艇・航空機が国際法にのっとり有する航行と上空飛行の自由を尊重するよう希望する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年8月20日

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