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キッシンジャー氏「習主席訪米が平和に貢献することを期待」
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· 2015-09-15 · 人民網 |
タグ: 中米関係;キッシンジャー元国務長官;政治 | 印刷 |
米国のキッシンジャー元国務長官のニューヨークのオフィスは漢字や中国画など「中国要素」に満ちており、書架には中国関連の書籍が多くあり、中国語の本も少なくない。人民日報が伝えた。
習近平国家主席が近く米国を公式訪問する。中米両国関係にとって重大な歴史的出来事になるのは間違いない。近年習主席と繰り返し会ってきたキッシンジャー氏は「私は習主席と繰り返し話を交わした。習主席には決断力があり、豊富な人生経験がある。最も傑出した中国指導者の1人だ」と述べた。
キッシンジャー氏はすでに今年4月「習主席の公式訪米を前に、中米両国の指導者は相互協力を一層強化することの重要性をすでに認識している」と指摘した。習主席訪米への期待については「中米両国は大国だ。中米両国にとって最も重要なのは政策の策定を対立ではなく両国協力の必要性に基づかせ、この結論によって具体的問題を処理することだ。双方の協力進展を希望する」と述べた。
また「私とオバマ大統領は同じ党派ではないが、オバマ大統領の対中協力への努力を強く支持する」と述べた。
キッシンジャー博士は中米関係の創始に重大な歴史的貢献を果たし、中米関係の困難に満ちた発展の過程を目撃してきた。中米関係の発展の過程における溝のコントロールについて、キッシンジャー氏はやはり「協力」がキーワードだと指摘。「双方が協力しなければ、多くのことは成就しない。中国や米国だけでは解決できない問題がある。例えば気候、環境、核不拡散、大量破壊兵器に拡散防止、サイバーセキュリティー問題などだ。これらはいずれも双方の協力が必要な議題だ。習主席の訪米がこうした問題の解決プロセスを推進し、会談を通じて重要な成果を挙げることを希望する」と述べた。
今年は世界反ファシズム戦争ならびに抗日戦争勝利70周年だ。習主席はニューヨークで国連創設70周年記念行事にも出席する。キッシンジャー氏は「第2次大戦中、私は米兵として欧州に派遣された。最初に英国、次にフランス、ベルギー、ドイツへ派遣された。私の兄弟も太平洋の戦場へ派遣され、沖縄と韓国へ行った。私の家族には戦争体験がある。だから私の考えは一貫して、中米は協力して世界平和を維持すべき、特にアジア地域で中米は協力して平和を維持すべきだというものだ」と述べた。
キッシンジャー氏はインタビュー後「習主席の訪問が世界平和に重大な貢献を果たすことを期待している」との言葉を人民日報の読者に寄せた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月14日
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