ホーム >> オリジナル >> 本文 |
秩序変動の中でも成果を上げた2016年の中国外交
|
安剛 (本誌特約執筆者、盤古智庫学者) · 2016-12-16 |
タグ: 中国外交;一帯一路;政治 | ![]() 印刷 |
政治面での変化や突発事件に満ちた2016年、人々は世界の政治構造の変化をはっきりと感じ取り、中国が外交面で払った努力もはっきりと目にした。
中国がグローバルガバナンスをリードする時代へ
2016年の中国外交のクライマックスは、9月に杭州で主要20カ国・地域(G20)第11回サミットを主催したことである。出席した各国首脳は杭州コミュニケを発表し、革新的で、活力ある、連動した、包摂的な世界経済を構築し、世界経済の成長と持続可能な発展の新時代を切り開くことを決意した。
2016年9月4日、習近平国家主席と彭麗媛夫人は杭州西子賓館で晩餐会を開き、G20杭州サミットに出席した外国の代表団団長とすべての来賓を歓迎した。写真は習近平主席と彭麗媛夫人が外国の代表団団長及び配偶者と一緒に撮影した集合写真。
成果の中で特に際立ったのは、①需要管理と供給側(サプライサイド)改革の両立及び構造改革の深化、②通貨安競争と競争を目的にした為替レート注視回避の約束、③貿易投資の自由化・利便化推進と、開放型世界経済の強化、④効果的な世界経済金融ガバナンスの枠組み構築、⑤世界インフラ相互連結連盟の結成発起の5点でコンセンサスに達したことである。
これらのコンセンサスは、世界経済がより良く回復するための良策を打ち出し、グローバリゼーションがいっそう進展する中での各国の共通利益の堅実性と多角的な国際協調の有効性を示した。同様に重要なのは、今回のサミットで中国が積極的に議題を設定したことにより、公平公正の理念が世界の議事日程により深く組み込まれ、新興市場と発展途上国の利益希求が世界経済運営においてより多く体現された点である。
2345次のページへ |
|