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ウランチャブに惚れ込み、「歩くグルメマップ」となった台湾地区出身の男性
  ·   2022-06-24  ·  ソース:人民網
タグ: グルメ;台湾地区;社会
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台湾地区出身の穆鈺森さん(56)はわずか3年で、今住んでいる内蒙古(内モンゴル)自治区烏蘭察布(ウランチャブ)市の街中や路地で売られているたくさんのグルメをほぼ食べ尽くしたという。中国新聞網が報じた。

グルメの達人である穆さんは今月22日の取材に対して、「僕はウランチャブの歩くグルメマップ」と「どや顔」で語った。

穆鈺森さん(撮影・李愛平)。

「行った所には絶対に足跡を残す」というのがポリシーという穆さんは、米サンフランシスコに留学して、その後就職し、20年ほど滞在した後、1990年代に中国大陸部に来た。そして、3年前からプロフェッショナルマネジャーとしてウランチャブに来た。

「来たその日にこの都市が好きになった」と話す穆さんは、「初めてこの街の手把肉(骨付き羊背肉の塩煮)や乳製品を食べて、とてもおいしかったので、がっついてしまった」と話す。

美味しいもの食べた時のワクワク感に病みつきになった穆さんは、仕事の暇を見つけては、現地のレストランを探し歩くといい、「どのレストランに行っても、料理を一つ食べてみる。3回食べに行けば、自分の口に合うかが分かる」と話す。

「現地の風土や人情に慣れ親しむため」と始めたグルメ探しが、今ではすっかり「日常」となった穆さんは、「おいしい料理に出会ったら、ショート動画を撮って北京で働く妻や台湾地区の親戚や友人に送っている」と話す。

穆さんによると、ウランチャブのグルメや風景の画像を、台湾地区に住む親戚に送ったところ、「すごい、内モンゴル自治区に絶対に行ってみたい」と、興奮気味に返信してきたという。

他の人の目には「グルメの達人」と映っている穆さんだが、彼はウランチャブで自称「栄誉市民」として働き、生活している。

穆さんは、ウランチャブの観光地について、蘇木山、霸王河、老虎山と語り始めると止まらなくなり、「ウランチャブは北京からも近く、高速鉄道も便利。これらの観光地はとても美しく、観光開発に最も適した場所だ」とした。

そして、筆者に「『北京から西に一歩進むと、そこはウランチャブ』というキャッチコピーを知っているか?」と逆取材。「ウランチャブの発展の前途はとても明るい。例えば、冬季観光の発展に取り組み、氷像を作って北京の観光客を呼び込むことができる。これは大きな市場となる可能性があり、前途は非常に明るい」とし、「灯台下暗しとなってはいけない。ウランチャブをもっと宣伝すべきだ。僕が住んでいるこの都市が本当の意味で『北京のバックガーデン』になることを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年6月24日

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