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甘粛省の農村で貧困脱却に助力するソーラー発電
  ·   2020-08-21  ·  ソース:北京週報
タグ: 貧困脱却;発電;社会
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景泰県の貧困支援ソーラー発電所に設置されているソーラーパネル(写真=新華社提供)

2019年11月、張さんは発電所で働き始めた。初めてソーラーパネルを見た彼女は、この深い色をしたパネルの付近は日中かなりの高温になることくらいしか知識がなく、他の人に教えてもらってソーラーパネルが電力を生み出すことを知った。

貧困支援ソーラー発電所に出資した分の配当のほか、貧困世帯はメンテナンス需要に基づいて、発電所で働いて収入を増やすこともできる。

テクノロジーの知識がなくても、貧困支援ソーラー発電所で緑化と基本的な保守整備に携わることで、張さんにとっては毎日100元の収入になる。現在、彼女は家で何も用事がない時はいつも村の発電所で働き、お金を稼いでいる。

現在、景泰県の貧困支援ソーラー発電所の総発電量は4万6507キロワットに達している。立ち上げ後の収益は運営費を除いてすべて貧困支援に使われており、現地の63の村に住む7292の貧困世帯に安定的な増収のための手段を提供している。景泰県発展・改革局の董善為副局長によれば、貧困支援ソーラー発電は地理的優位性を活用し、再生可能な資源を使ってグリーン発展を進め、困窮世帯が貧困から脱却できるよう後押しをしている。

目下、甘粛省の貧困支援ソーラー発電プロジェクトの発電規模は127万6000キロワットに達し、貧困村として登録されている3896の村、18万9200の貧困世帯が恩恵を受けている。

現在では張さんも生活苦で悩むことがなくなった。彼女がいま心の中で考えているのは、たくさん発電してお金を稼ぎ、さまざまな取り組みによって小康(ややゆとりのある状態)へと向かい、より良い日々を過ごすことだ。

「北京週報日本語版」2020年8月21日

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