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貧困脱却の難関攻略 オンラインとオフラインの支援で最終勝利へ
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· 2020-07-28 · ソース:北京週報 |
タグ: 貧困脱却;貧困支援;社会 | 印刷 |
河北省衡水市桃城区の鑫芸貧困支援工場で、ライブコマースを通じて手編みの工芸品を売り込む練習をする再就職者(写真=新華社提供)
今年半ばまでに貧困脱却の難関攻略の成果が続々と伝えられ、さまざまな指標は喜ばしい状況を反映したものとなっている。現在、全国の貧困層の出稼ぎ労働者数は全体として昨年を上回り、貧困人口の「3つの保障」(義務教育、基本医療、住宅の安全の保障)と飲料水の問題はほぼ解決され、貧困支援のための移転はおおむね完了している。
貧困脱却の難関攻略の最終勝利まで残すところ半年となり、全国各地の貧困地域では新たな措置によって新たな動力源を育み、旺盛な意欲を胸に貧困脱却の成果を打ち固め、揺るぎない自信を抱いて深刻な貧困の撲滅に取り組んでいる。
インターネットが貧困地域と広大な市場を繋ぐ
「かつては商品を売るのは大変でしたが、今ではインターネットさえ繋がっていればいいのです」。これは四川省楽山市馬辺彝(イ)族自治県にある金玉春茶業有限公司の馮敏副総経理が今年オンライン方式で開催された中国輸出入商品交易会(広交会)に参加した際、最も強く感じたことであり、馮副総経理によれば「ロシアの新たな顧客からは一度に5トンの紅茶の注文を受けました」とのことだ。
「貧困地域の企業に対してサイトのアクセス数増加に繋がる適切な方策を採るなどして、オンラインでの市場開拓により助力します」。この度の広交会を技術面からサポートしている騰訊(テンセント)のクラウドコンベンション運営責任者である史源氏の説明によれば、今年の広交会は貧困県から合計1318社が参加しており、前回に比べて62.3%増となった。
「新型肺炎は試練であるとともにイノベーションを迫るものでもあり、新たな市場を開拓するよう考えを変える必要があります」。調査を進める中で、多くの貧困地域の企業責任者は「人々がわれわれの製品について、貧困支援のために買っていると感じなくなった時こそ成功なのです」と語った。
今年以降、新型肺炎に直面して、国務院貧困支援弁公室、中央サイバーセキュリティ・情報化委員会弁公室などの部門は積極的に行動を起こし、貧困支援プロジェクトの着手を優先的に保障し、商品の売り込みに助力している。社会各界の支援のもと、企業は思考を転換し、貧困支援産業もしっかり根付いてきた。今年、馬辺イ族自治県は貧困から脱却し、貧しい民衆の「両不愁三保障」(衣食の愁いがなく、義務教育と基本医療、住宅の安全を保障する)が全面的に解決された。「われわれは人々が貧困から抜け出しても政策と支援をおろそかにしません。現在、当社は毎年20戸の貧困世帯に2万元の収入増をもたらしています」と馮副総経理は語った。
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