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甘粛省の農村で貧困脱却に助力するソーラー発電
  ·   2020-08-21  ·  ソース:北京週報
タグ: 貧困脱却;発電;社会
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夏真っ盛りとなり、焼け付くような日差しが照り付ける。甘粛省白銀市景泰県上沙沃鎮では、まっすぐな道が地平線まで続いており、その両側の砂漠に並べられたソーラーパネルが太陽光から電力を生み出している。

「これらの深い色をしたたくさんのパネルは発電するだけでなく、私たちの増収にも繋がりました」と語る48歳の張澤蘭さんは上沙沃鎮白墩子村の住民だ。貧困から脱却する前、5人家族の張さん一家は6ムー(1ムーは約6.67アール)の農地を持ち、自分たちで食べるためにじゃがいもや小麦を植えていた。家の主な働き手は張さん夫婦で、夫は工事作業員として苦労をして働いていたが、1年で1万元余りの収入にしかならなかった。

景泰県の貧困支援ソーラー発電所(写真=新華社提供)

2015年、自らの努力と政策支援によって張さん一家は貧困ラインを越え、貧困脱却を実現し、暮らしにより希望を持てるようになった。

今後ますます良い日々を送れるように、張さんは絶えず新たな収入源を探している。

2019年、ソーラー発電による貧困支援は彼女がずっと求めていたより良い暮らしのために、一筋の光明を差し込むこととなった。

甘粛省は太陽光資源が豊富で、貧困支援ソーラー発電プロジェクトの発展に適しており、経済効果は安定的で、貧困支援の効果も大きい。甘粛省では、貧困支援ソーラー発電は貧困人口に登録されている数多くの世帯が安定的な収入を保てるようにしただけでなく、村全体の経済を拡大させた。

景泰県は黄土高原と騰格里(トングリ)砂漠の中間地帯に位置し、年間の日照時間は2652時間、日照率は60%に達する。現地では豊富な太陽光資源を活用して貧困支援ソーラー発電産業を力強く発展させており、2018年からソーラーパネルの集中設置方式を採用し、景泰県では2回に分けて貧困支援ソーラー発電所を建設した。

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