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W杯で日本がアジア勢の不名誉な歴史に終止符 中国は「2勝1敗を狙う」思考パターン捨てるべき
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· 2018-06-25 · ソース: |
タグ: ワールドカップ;サッカー;社会 | 印刷 |
ワールドカップロシア大会で日本代表がコロンビアから勝利を収め、ワールドカップ88年の歴史で、アジア勢は南米勢に1勝もしていないとういう不名誉な歴史に終止符を打った。アジア勢はこれまで、南米勢を相手にワールドカップで17度戦っていたものの、3分け14敗で未勝利だった。日本の素晴らしいパフォーマンスを見ていると、中国は「3戦あったら2勝1敗を狙う」という思考パターンを捨てなければならないと感じる。新華社が報じた。
日本対コロンビアの試合では、C・サンチェス選手が開始早々3分でレッドカードで退場したため、日本代表の実力が完全に証明されたわけではない。C・サンチェス選手は日本の決定機を阻止するために、仕方なくペナルティエリア内で手を出してしまった。しかし、その結果、日本代表は選手が一人多いという絶対有利な状況で試合を進めることができた。そのため、同じ人数で戦った試合で南米勢に勝利しなければ、アジア勢の実力を本当の意味で証明することはできない。
しかし、日本代表のサッカーを見ると、先発メンバーのうち10人が海外組で、試合を支配する能力は決してコロンビアに劣っていなかった。たとえコロンビアがあれほど早くにレッドカードを食らっていなかったとしても、日本のサッカーのスタイルやレベルは十分に通用していただろう。その相手は、前回のワールドカップでベスト8に入ったコロンビアであったにもかかわらずだ。
同試合に出場した日本の選手14人のうち、Jリーグのクラブに所属しているのはDFの昌子源選手と、途中出場したMFの山口蛍選手の二人だけだ。その他の香川真司選手、原口元気選手、大迫勇也選手などは、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)、または、その他のハイレベルのリーグで活躍している。つまり、代表チームにそれらの一流選手を全て招集すると、欧米の強豪チームとも互角に戦える能力があるということで、少なくとも試合になる。一方、中国のサッカーは現時点ではそのような実力はなく、実際には昨年末に国際親善試合でコロンビアと対戦した際、全く歯が立たなかった。
中国には「3戦あったら2勝1敗を狙う」という思考パターンが存在する。そして、アジアチャンピオンズリーグにしても、中国国内リーグにしても、そのような思考パターンが見られる。中国は、多くの「上等の馬」である海外組がいる日本には絶対に勝てないのだから、クラブ対クラブの試合では勝てるように、資金力を利用して中国の「上等の馬」と海外から来た大物助っ人を組み合わせたチームを作り、日本のクラブの「中等の馬」がいる位置に、中国の「上等の馬」を配置し、「上等の馬」である海外から来た助っ人を、日本のクラブの「中等の馬」に当たる外国人選手の位置に配置して、優位に試合を進められるようにし、アジアチャンピオンズリーグでも日本や韓国のクラブに勝てるようになっている。
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