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W杯、日本が下馬評を覆しコロンビアに歴史的勝利 その勝因は?
  ·   2018-06-21  ·  ソース:
タグ: ワールドカップ;サッカー;社会
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それにもかかわらず、最後に笑ったのは、これまでの戦績を見ても、選手の実力を見ても圧倒的に不利だった日本代表だった。得点シーンを見ると、2点とも偶然の要素が存在するものの、試合全体を見ると、勝者にふさわしい戦いだった。特に、大迫勇也選手がヘディングでゴールを決めたシーンを見ると、ゴール前のしのぎ合いの中、絶妙のタイミングでジャンプしてコーナーキックに合わせており、文句なしのゴールとなった。

日本にとってコロンビアから奪った勝利は、欧州で開催されたワールドカップでの初勝利で、アジア勢が南米勢から奪った初の勝利ともなった。これまで、アジア勢は南米勢を相手にワールドカップで17度戦っていたものの、3分け14敗で未勝利だった。

スポーツの試合で、弱者が強者から勝利を奪った時は、「強運だった」とよく言われる。しかし、そのような見方は、必死に戦った選手へのリスペクトが欠けていると言えるだろう。西野監督は試合後、「運を持っていると感じるか」との質問に対して、「何とお答えしていいか分からないが、いろんな評価を頂いている。運だけではなく、いい選手に恵まれているというところだと思う」と選手を称えた。

日本代表のレベル向上は、代表選手が所属しているクラブで普段努力を積んでいることに起因していることに疑いの余地はない。1998年に日本が初めてワールドカップに出場した際、代表選手23人は全てJリーグのクラブに所属していた。それに対して、今回の代表選手23人のうち、Jリーグのクラブに所属している選手はわずか8人だ。孫興民のようなアジアで人気を誇る選手はいないものの、日本は安定したチームワークを見せた。

今回のワールドカップのグループリーグ初戦が終わり、合わせて28得点の欧州がトップで、日本とイランの勝利により、アジアがなんと2位につけている。そして、南米勢が1得点差で3位だ。この成績だけを見ると、アジア勢は大健闘していると言える。

これまでの戦績を見ると、東アジア勢の成績がアジア勢のワールドカップでの戦績を占う重要なポイントとなる。グループリーグのこの一勝により、日本代表の決勝トーナメント進出の可能性が高くなったと判断するのはまだ時期尚早であるものの、アジア勢がロシアで旋風を巻き起こしているのは間違いないといえる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年6月20日

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