支部書記を務めるほかにも、孫さんは博物館総合部の秘書の仕事もしている。毎日大量の書類を作成しなければならない。孫さんの家庭は2017年の「首都で最もすばらしい家庭」に選ばれた。4世代9人が同居する一家は、孫さんの下で仲睦まじく、打ち解けて暮らしている。この5年、孫さんはずっと祖父、父、兄、甥、子供の髪を切っている。祖父が重病にかかっていた時は、祖父の病床について下の世話をし、身体を拭き、心を尽くして看護した。この栄誉について孫さんは、「自動車博物館にとても感謝しています。上層部や同僚たちが私たちの後押しをしてくれます。博物館の優れた職場風土も従業員の生活態度に影響しています」。
個人の成長もサポート
1990年代生まれの曾紅娟さんは博物館で一番若い党員だ。現在は博物館解説員をしているが、かつてはあるビル管理会社の受付だった。業務能力は高かったが、自信が足りなかった。党総支書記の劉さんは曾さんの才能と潜在能力に気づき、博物館の他の解説員たちから手ほどきを受けさせた。組織が助け、また本人の努力もあって、曾さんは優秀な解説員になった。
従業員の成長を積極的にサポートするだけでなく、従業員の家庭が困難にぶつかった時にも、自動車博物館党総支部はすぐに援助の手を差し伸べている。従業員の趙陽さんの夫は失業後、鬱状態になった。従業員の身心の健康と家庭生活を保証するため、自動車博物館党総支部は趙さんの夫のために新しい仕事を探し、持続可能な方法で適切に従業員の困難を解決した。
「毎年新規入党者の指標を増やすように言っています。私たちは平均年齢35歳という若いチームで、意欲的に進歩しようとする仲間がとても多いからです」と劉さんは言う。「ここは2年連続で北京市先進末端党組織に選ばれただけでなく、幹部を養成し、送り出す場所でもあります。業績を上げると同時に、個人の成長もサポートしているのです」。

従業員向け図書室
劉さんのようなベテラン党員にとって、良い仕事環境とは、調和が取れ、楽しく、共に分かち合え、そして個人が成長する上で役立つ環境だ。「党建設に取り組んでいなければ、このような良い仕事環境はなかったのではないか」と尋ねると、劉さんははっきりと「はい!」と答えた。「党建設に取り組んでいなければ、自動車博物館の仕事環境は現在のように良くなっていなかったでしょう。党建設に取り組む上で気にかけるのは人です。人の元気を引き出し、環境を良くすれば、他のことも良くなる。人は元気が出れば、気力がわき、発奮し自ら進んで物事に取り組む主体性と積極性がわいてくるのです」と劉さんは語った。