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北京自動車博物館 党建設推進で仕事環境も向上
本誌記者 趙飄  ·   2017-10-12
タグ: 中国共産党;党員;社会
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北京市南部にある自動車博物館で、多くの来場者がある展示品の前で足を止めていた。その展示品はラインが美しく性能が優れた豪華なスポーツカーでも、復古調の外観で歴史感たっぷりのクラシックカーでもない。ありふれた解放ブランドのトラックだ。 

様々な自動車を集めた展示ホールで、来場者がこの目立たないトラックの前で長い間足を止める第一の理由は、中国で誰もが知る自動車兵――雷鋒がかつて運転したトラックだからだ。そして第二の理由は、この展示品の前にいる解説員の生き生きとした面白い解説である。博物館で解説員が定期的に展示品を紹介すること自体は珍しいことではないが、ここの解説員の多くは専門の解説員でない。自動車博物館の各部門で働く中国共産党員だ。 

党建設と業務を結びつける

党員たちは「党員模範ポスト」と呼ばれる制度を通じて解説員になった。「博物館では、解説員だけが展示品のエピソードを知っているのでは不十分。スタッフ全員が知っていなければなりません」。自動車博物館党総支部委員会書記、労働組合主席の劉月英さんは「党員模範ポスト」を始めた初志についてこう説明した。そのために、自動車博物館党総支部は党員と入党希望者に対し解説員になることを提唱し、自動車の背後にあるエピソードから始めて、勤務時間外の時間を利用して解説を覚え、週末や連休、来場者が集中する時などにボランティアで解説サービスをするよう呼びかけた。 

劉月英さん

「党員模範ポスト」活動が打ち出された当初、多くの党員は心の中で当惑した。「普段は裏方の仕事をしているので、全党員がお客さんの前で解説しなければいけないと聞いた時は、正直なところとても緊張しました」。人事関係の仕事をしている黄永健さんは、最初に「党員模範ポスト」活動を聞いた時のことをこう振り返る。党組織書記が率先して講義をするうちに、ボランティア解説を始める党員はますます増えていった。この措置で、来場者集中時の受入れ圧力が緩和されただけでなく、党員の仕事に対する意欲も高まり、入党希望者の入党を希望する意志も固くなった。 

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