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世界の貧困削減に貢献する「中国モデル」
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· 2015-10-23 |
タグ: 貧困削減;中国モデル;社会 | 印刷 |
「世界の貧困削減プロセスの加速に力を注ぎ、今後15年以内に極度の貧困を撲滅し、1日1.25ドル未満で生活する人口の割合をゼロにすることが、ポスト2015年開発アジェンダの最も重要な目標である。この目標を期限通り達成するために、先進国は発展途上国への開発援助を増やし、発展途上国は国内の発展原動力を増強する必要がある」。 10月16日、習主席は「2015貧困削減・開発ハイレベルフォーラム」で基調演説を行った際、このように述べた。
そのために、中国政府は発展途上国の経済発展と国民生活改善を支援する一連の新措置を打ち出した。それには以下のものが含まれる。①中国は「南南協力援助基金」を設置し、第1期として20億ドルを提供して、発展途上国のポスト2015年開発アジェンダ実施を支援する。②後発開発途上国への投資を引き続き増やし、2030年までに120億ドルを目指す。③後発開発途上国、内陸開発途上国、小島嶼開発途上国に対し2015年末に返済期限を迎える政府間無利子融資の債務を免除する。④今後5年間、発展途上国向けに「6つの100」プロジェクト支援(貧困削減プロジェクト100件、農業協力プロジェクト100件、貿易促進援助プロジェクト100件、生態保護・気候変動対応プロジェクト100件、100カ所の病院・診療所整備、100カ所の学校・職業訓練センター整備)を提供する。⑤発展途上国に対し12万人の中国での研修枠、15万人の奨学金支給枠を提供し、発展途上国のために職業技術者50万人を育成し、南南協力・発展学院を設立する。
「北京週報日本語版」2015年10月23日
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