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蘇州ならではの学習体験を 蘇州日本人学校
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本誌記者 成瀬明絵 · 2018-10-18 |
タグ: 蘇州;日本人;社会 | 印刷 |
広いグラウンドを走り回る生徒たち(撮影:本誌記者徐蓓)
蘇州ならではの学習体験
蘇州日本人学校ではこの土地に開校している学校ならではの学習活動が行われている。蘇州市に拠点をかまえる日系企業での工場見学もその一つだ。
海外では治安や安全面の懸念などから工場見学が日本と同じように行えない場合もある。しかしここでは日系企業の協力もあり、却って通常よりも多く開催されている。また数が多いだけではなく、その質も高い。中西氏は「日本ではベルトコンベアなどを割合遠くから見るようなイメージかもしれませんが、ここではかなり近くで見せてもらえたり、実際に商品を作る一部の工程をスタッフさんと並んでやらせてもらったりする時もあります。距離が近く質問もしやすい雰囲気なので学習効果も高いです。これも日系企業が多い蘇州高新区ならではの体験ですね」と話す。
一方で日系企業の総経理などを先生として学校に招いた「コラボ授業」も開催している。モーターや電気自動車を生産している会社など、今までたくさんの企業が自社の製品の持ち味をわかりやすく説明するなどの授業を行ってきた。
現地校との交流も年に数回行われている。互いの学校の生徒たちは歌、踊り、スポーツ、中国の伝統芸術品の制作など様々な活動を通じて交流を深める。学んだ中国語を実際にアウトプットする場を作り、生徒たちの学ぶ意欲を高める狙いだ。
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