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中日関係は正道に従い、長期的視野を持つべき
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時永明 · 2018-08-15 |
タグ: 中日関係;中日平和友好条約;政治 | 印刷 |
世界の恒久的平和と繁栄のために協力する
今回の中日関係好転は、ここ数年中日関係が膠着したことで日本国内に中日関係を重視する意識が目覚め始めたことも一因だ。しかしその一方で、主にはトランプ大統領の「米国第一」政策により、安倍首相の米国追随の「忠誠心」が極めて大きく損なわれ、日本の保守勢力が極端な米国頼みの中国抑制は日本の安全と発展にとって有益でないと気づいたことによる。しかしこうした意識は世界に対する新たな認識へと完全に転化するだろうか。我々にはまだ知る由がない。
しかし、現在の国際情勢は混乱しているように見えて、実際にはすでに非常にはっきりしている。最後の世界帝国たる米国は、「米国第一」を旗印に掲げ、永久に霸主の地位を確保できる世界帝国秩序を作ろうとしている。その秩序において、全てのルールは米国の絶対的利益確保が中心だ。これは明らかに世界を困惑させている。しかしそれと同時に、中国は「人類運命共同体」を提唱しており、その思想の核心は、戦後の国連憲章を主旨として、平等かつ互恵的で、共に発展する人類社会の新局面を確立するよう促すことにある。
明らかに、中国の考え方と40年前に中日両国が調印した「中日友好平和条約」の基本的主旨は極めて一致している。従って、中日が協力を強化し、地域と世界の平和・安定と繁栄を共同で促進することこそが、中日関係発展の正道である。双方もこれを基礎として両国関係の長期的発展を追求していくべきである。
(時永明 本誌特約コラムニスト)
「北京週報日本語版」2018年8月15日
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