酉(とり)は十二支の10番目に数えられる。中国語でもニワトリを意味する「鶏」の発音が「吉」と同じであることや、その鳴き声が夜明けを知らせるため、ニワトリは吉祥を呼ぶ縁起の良い動物として古くから人々に親しまれてきた。
また酉の刻(17時から19時)は腎臓が一番活発になる時間であり、養生するために適した時間だと言われている。