
武亭
武亭(1905-1952)、本名は金武亭(キム・ムジョン)、朝鮮人。1925年に中国共産党に入党。長征の全行程を踏破した朝鮮人のうちの1人で、中国人民解放軍砲兵の創始者。長征において、中央軍事委員会直属の砲兵部隊指揮官だった武亭は典型的な「火消し役」であり、進攻、掩護を問わず、広く火力支援任務を担った。彭徳懐からの信任が厚く、長征の途中、暗号が変更されたため、彭徳懐が指揮する紅三軍団が紅一軍団と連絡がつかなくなった際、彭徳懐は最も信任の厚い武亭を派遣して紅一軍団の指揮官と連絡を取った。
「北京週報日本語版」2016年10月20日