ホーム >> シルクロード経済ベルト >> 本文 |
「1ベルト、1ロード」の「ビジョンと行動」の要点20
|
· 2015-09-11 · 人民網 |
タグ: 1ベルト、1ロード;新疆;経済 | 印刷 |
(10)人々の心の意思疎通 教育・文化の分野では、中国は、沿線国に毎年1万人分の政府奨学金を提供し、世界文化遺産を共同申請し、沿線各国の観光客のビザの利便化水準を高め、沿線国による大型国際スポーツ大会の開催を支援する。医療・衛生の分野では、突発的な公共衛生事件を協力処理する能力を高め、関連する国に医療援助と緊急医療救助を提供し、伝統医薬の分野での協力を拡大する。科学技術協力の分野では、連合実験室(研究センター)や国際技術移転センター、海上協力センターを共同設立し、重大な科学技術の難関突破を共同で展開する。
▽中国各地はどのような強みを発揮することになるか
(11)西北・東北地域
新疆の独特な地理的優位性と西側に開けた重要な窓口としての役割を発揮し、シルクロード経済ベルトの中核地域を打ち立てる。西安を「内陸型改革開放」の新たな高みへと引き上げ、蘭州・西寧の開発・開放を加速し、寧夏の「内陸開放型経済試験区」建設を推進する。ロシアやモンゴルに連なる内蒙古の地理的な優位性を発揮させ、黒竜江のロシア向け鉄道ルートと地域鉄道網を整備し、黒竜江・吉林・遼寧とロシア極東地域との陸海連携輸送の協力を促進し、北に向かって開かれた重要な窓口を打ち立てる。
(12)西南地域 ASEAN諸国と陸と海で隣り合っている広西の独特な強みを発揮し、21世紀海上シルクロードとシルクロード経済ベルトの有機的につながった重要な関所を形成する。雲南の地理的な強みを発揮し、南アジアや東南アジアへと広がる中心地として建設を進める。西藏(チベット)地域とネパールなどの国との国境貿易や旅行文化協力を推進する。
(13)沿海と香港・マカオ・台湾地域
福建を後押しし、21世紀海上シルクロードの中核地域を建設する。「広東・香港・マカオ大湾エリア」を建設する。海外の華僑同胞や香港・マカオ特別行政区の独特な優位性を発揮させ、「1ベルト、1ロード」の建設に積極的に参加する。台湾地区の「1ベルト、1ロード」建設への参加を適切に処置する。
(14)内陸地域
西部の開発・開放の重要な支えとして重慶を建設し、成都・鄭州・武漢・長沙・南昌・合肥など内陸の開放型の経済的な高台を築く。「中欧列車」のブランドを樹立し、国内外と東部・中部・西部の連結の輸送ルートを建設する。
▽これまでにどのような成果があったか
(15)協力枠組の締結
中国は、一部の国と「1ベルト、1ロード」共同建設の協力覚書を締結し、一部の近隣国と地域協力と国境協力の備忘録、経済貿易協力の中長期発展計画を締結した。
前のページへ124次のページへ |
|
|