ホーム >> 中日交流 >> 本文 |
第17回「北京-東京フォーラム」 中日経済貿易の新たなチャンスを模索
|
本誌記者・李一凡 · 2021-10-28 · ソース:北京週報 |
タグ: 北京-東京フォーラム;経済貿易;中日交流 | 印刷 |
中日関係は米国の妨害を排除すべき
第17回「中日関係世論調査」の結果によると、この1年間、中米関係の変化は中日関係に明らかな影響を及ぼし、中国側回答者の6割以上と日本側回答者の5割以上が悪影響があると答えた。今回のフォーラムでは、両国のパネリストは中日関係における米国の影響をめぐり議論を繰り広げた。
今年の年初に日本駐米国大使を退任した杉山晋輔氏は、「30年前にワシントンにいた時に、米国の国内総生産(GDP)が世界に占める割合は20%から25%で、中国は2%に過ぎなかったが、現在は米国が24%ぐらいで、中国は16%から17%となっている。また、5Gやデジタル経済、AIなどの分野でも、中国は大きな存在となっており、それに対して米国は不安感と警戒感を抱いている」と述べた。
米国が中日関係にもたらす影響について、杉山氏は「日米は同盟国だが、日本と米国は対中政策でまったく同一の政策を取るというわけではない。米国は200年余りの歴史を有するのに対し、日中は数千年の交流の歴史を持っている。過去を反省し、未来志向でより良好な日中関係を作り上げるために共に努力をしていこう」と話した。
商務部元副部長の魏建国氏は、米国が中日の経済・貿易協力に多くの障害をもたらしているという見解を示した。「日本の財界に広く見られる現象として、重要な決断をする際にしばしば米国の顔色をうかがい、西側のメディアと世論に左右されがちで、そのせいで日本企業は多くの重要なチャンスを逃してきた。中日関係は米国の妨害を排除すべきで、日本は対中関係と対米関係をよりバランスよく扱うことを期待する」と魏氏は言う。
「北京週報日本語版」2021年10月28日
前のページへ1 |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860号